TubamanShow続き。
そして2つめの「あーぶくたった」については、子供の頃によくやった囲み遊びから。
「かごめかごめ」・「はないちもんめ」なんかと同様、何人かのおともだちと一緒になってやる、今思えば雅な遊び
だ。
中でもこの「あーぶくたった」が一番好きで、それこそ日の暮れるまでやった。何度やっても飽きなかった。
夕暮れの路地で、遊びをやめて友達と別れておうちに帰る切なさと戦いつつやった遊び。世界観がしっかりとイメージできて、オリジナリティが問われる場面もあり、ごっこ遊びとあいまって全員が主役、という見事構成がモノを言ったのだろう。
最後はオニごっことなるのだが、不思議とこれは皆がオニになりたがり、つかまりたがった唯一の遊びでもあった。折角なので、この機会にこの遊びの全貌を記録しておこうと思う。
この、「あーぶくたった」は鬼を真ん中にしゃがませて、周りを数人で囲んで歌う。
前半、後半と大きく2つの場面に分かれていて、ちょっとした芝居風味が漂い、今こうして見ても色々素晴らしい。
********************「あーぶくたった」流れ
※1
あーぶくたった 煮え立った
煮えたかどうだか 食べてみよ むしゃむしゃむしゃ(ここで中心のオニの頭を皆でもしゃもしゃする)
まだ煮えない
(※1を気の済むまで繰り返す)
※2
あーぶくたった 煮え立った
煮えたかどうだか 食べてみよ むしゃむしゃむしゃ
もう煮えた
かまどの火けして
ふたを取って
おちゃわん洗って
(~※このへんは色々思いつきで気の済むまでやる)
お湯をわかして
お風呂に入って
お布団敷いて ねーまーしょ。(子供寝たふりジェスチャー)
(※ここで陣変え
→オニと子供が向こうとこっちに別れる。オニは外、子供は家の中にいる設定。オニは扉を叩く。)
※3 しばらくしてから
オニ「トントントン」
子供「何の音?」(みんなで言う)
オニ「風の音」(優し目の声で、オニであることをカムフラージュするという小芝居付き)
オニ「トントントン」
子供「何の音?」
オニ「扉が飛んじゃった音」
※この「○○の音」の部分を気の済むまでオリジナルを考え、フェイントをかけ続ける
オニ「トントントン」
子供「何の音?」
オニ「蛇の音ーーーーー!!!」
(※声は一段と大きく、襲いにきたことをアピール。おうちの戸をけやぶってオニは家中に進入。
そしてここからオニごっこになだれ込む。)
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…オニが戸を破って襲ってくるのに何故「蛇」が最終地点なのかナゾだが、とにかく我々の育った地域では「蛇」であった。地域によってこの部分は勿論違うだろうし、上の流れもまったく違うモンクで執り行われているのだろうと思う。
路地に聴こえる子供のこんな歌も、トンと聴かなくなった。声を張り上げて歌った、「あの子」たちは今どうしているだろう。